振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

文章力はつけておいた方がいい

医学部受験生は、さほど日本語の文章力がなくても入試にはパスできると思います。


ただ、医学部に入ったあとは、様々な場面で文章力を必要とされます。


まあ、高い能力を求められる仕事はどんなジャンルでも文章力が必要ですね。



息子の場合はちょっと心配です。

数理の力は、親の私からみてもなかなか行けています。

それが文章力となると、う~んと唸ってしまうんですよね。


出願の際も驚きました。

小学生の作文のような志望理由の記載でしたね。

しかも結構時間がかかるのです。


あの程度の文章は、さっさと書けないと行けないのではないかと思います。

それほど質の高さを求められているわけでもないので、せめて速さの勝負ぐらいはして欲しいものです。



ところで、最近、息子の文章や作成光景をみたことがないのですが、少しは成長したんでしょうかね。

私も、たいした文章が書けるわけではありませんが、大学生の間に随分トレーニングさせられた気がします。


単なる興味ですが、彼のレポートを1度見てみたいものです。



先日、家族でカラオケに出かけ、息子が余りに歌が上手になっているのに驚愕したことはこのブログでも書きましたが、文章作成能力も驚愕するぐらい上達していたら嬉しいなあ。


そんなわけないか。苦笑

息子、重要イベントに間に合わず

先日、家内が何十何回目かの誕生日を迎えました。


息子にも祝ってやって欲しかったのですが、帰省が間に合わず残念でした。


我が家は、正月、盆、誕生日、結婚記念日、クリスマスなどのイベント日はかなり大切にしています。


と言っても、お堅い感じではなく、何かの祝い事に乗じて、楽しむというだけのことですが。


何かと緊張を強いられる毎日、あえてリラックスできる日を設定しようとしているわけです。


受験生の皆さんも、リラックスできる日を設定し、それ以外の日は猛然と勉強してください。


暑い夏を乗りきるためには緩急をつける必要があるでしょうね。


そうそう、先日のエントリーで、息子は夏休みの間完全休息日がなかったと書きましたが、これは誤りでした。

夏休み最終日に、同級生と遊びに出かけていました。

それはそれは楽しみにしていたイベントでしたね。

8月後半はこのイベントのために頑張っていたようなものでしょう。

親戚の進学校

私自身は医師ではありませんが、身内に医師がそこそこいます。


それぞれ様々な道を進んでいますが大学名でいうと、慶應義塾、大阪大学、名古屋大学、関西医科大学、和歌山県立医科大学といったところです。



それぞれの人達が、自分の大学についてどう思っているかとか、医師の道に進んでどうだったかをもっと聞いておくべきだったかもしれませんが、私自身、この世界に全く興味がなかったために聞き損ねていました。


今となっては、慶應を出てとある病院の理事長をしているらしい義兄に聞くぐらいしかできません。


幸いにして、義兄は息子のことをとても可愛がってくれているので、これからも色々とアドバイスをしてくれるのではないかと思います。


最終的には本人の能力と努力ではありますが、助言してくれる人が身近にいてくれるのは心強い思いです。


大学受験も同じことですね。

肝心なのは本人の能力と努力にかかっていますが、両親のサポート、予備校・塾との相性、切磋琢磨できる医学部受験生の存在、既に医学部生になっている先輩の存在は結構大きいと思います。


人は決して一人で生きているのではありません。

皆に生かされていることを忘れないようにしたいものです。