振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

英語の勉強法についてはほとほと困った

私自身、大学受験で最も得意な科目は英語でした。

最後の方では、現代文の課題文を読んでいても頭の中でリアルタイムに英文に翻訳されてしまう感じでした。

従って国語では最後の方は戸惑ったものです。苦笑


対して息子の場合は、英語は最後まで得意にはなりませんでした。

受験生一般と比較するとまずまずだったのかもしれませんが、医学部受験生としては、今二つといった感じです。


あるときから、余り高望みをせずに、何とか他の科目の足を引っ張らないようにだけはしたいと思ったものです。


そこで、英語の勉強法について参考になりそうなものを集め、息子に提示していました。


下記の受験体験記もそのうちの一つです。



ポストイットをつけているのが、英語に関する勉強法について書いてある部分で、特に息子の参考になりそうなところです。

この部分だけでも読んだらどうかと息子に提案してみました。



数学や理科については勉強法について全くアドバイスすることがなかっただけに、英語については苦しい思いをしました。


幸いにして、第一志望校の英語が息子に合っていて助かりましたが、最後まで悩ましい科目でした。


小さい頃から英語に触れさせていましたし、英検なども受けさせていました。

私の要求が高すぎたのでしょうか。

そうかあ、これが一番の原因かも知れません。苦笑


足を引っ張ったのが私だとすると申し訳ない気持ちです。

勉強法を確立するにあたって

自分の勉強法を確立することはなかなか難しいものです。


予備校・先輩・友人から得た情報や受験体験記から得た情報を基にすることが多いでしょうが、そのまま取り入れることはまずできません。


勉強の進捗度合い、得意・不得意の別、取れる学習時間、性格等によってベスト・ベターな方法論は異なりますからね。



例えば使用する参考書・問題集一つとっても、
「世間の評判がいいから使う。」
というだけでは危険です。


特に、繰り返し使用する参考書・問題集の場合は自分に合ったものを選びたいところです。
世間の評判のよさは最低限の条件にしか過ぎません。


対して、一度使えば二度使うことが少ない問題集、例えば英語長文の問題集等はよさげなものがあればどんどんこなしても問題ないと思います。



受験勉強の初歩は、まず勉強法の確立にある程度の時間を費やしたいものです。
ネットや書籍である程度長文の説明があるものを読み込みたいですね。
ただし、予備校礼賛型の合格体験記はさして参考にならないだろうと思います。


戦略・戦術立案に長けていると自己評価できる人は、比較的容易に勉強法を確立できると思います。
こういったことが苦手であるとか、「戦略・戦術って何?」と思う人は、ゴールに向かう手順が誤っているか、かなり非効率であることが多いと思います。

自分に不足しているものにどれだけ謙虚に向きあえるか

来春の合格を目指す受験生の今頃というと、どういった問題集をどういったペースでこなすかといったタスク設定的な学習計画を立てることが多いと思います。


これ自体特に問題はないと思いますが、できれば、今の自分に足りないものをしっかりと分析してもらいたいものです。


息子の場合は受験勉強の開始時期が遅くなってしまいましたが、最初の頃は時々父子の間で雑談混じりに、この点について話すことがありました。


本当は自分の力で気付いて欲しいところですが、自分に問いかける癖が身に付いていない場合は、周りの力を借りるのも一つの手です。


直近で行われた模試の結果を2つほど用意し、科目毎に今後何とかして行かなくてはならないポイントと、どうやって何とかしていくか、といった事柄について話ました。
私は、こういう風にしたらとは言いません。できるだけ息子の頭で考えさせるようにしました。
それでも、どうしてもプランが出て来ない場合があります。その場合は仕方がないので私が提案するのですが、必ず複数の提案をしていました。最後は息子に決めさせるという形を取ったわけです。


一年間を通じてのことですが、自分に足りないものに対して謙虚に向きあえるかどうかは、受験の成功・不成功を左右する大きなポイントだと思います。