振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

同級生とのひととき

先日、大学の同級生とのクラス会がありました。


教養課程の間に同じクラスになったメンバーです。
全員で50人ほどいるのですが、そのうち8~10人ぐらいがいつも集まります。


このクラス会、ちょっと変わっていて、年に2~3回も開催されているのです。



最近、物忘れが進んできましたが、妙に昔のことは覚えていますね。
また、懐かしいひとときを過ごすことができ、幸せ気分でした。
ワインを中心に飲んだのですが、翌日のメーリングリストで、うち2人が電車乗り過ごし、1人が朝まで自宅の床で寝てしまったという報告がありました。



ところで、参加していた友人の一人は、息子さんが東大を出た後京大の大学院で別の学問(純然たる文系)を修めたそうなのですが、今度は数学を極めたいと言い出したそうです。


これはなかなか凄い。
でも、親や本人に経済的余裕があれば、こういった道もアリかなと思いました。
人生まっすぐに進むだけがいいとは限りません。



別の友人からはこんな話を聞きました。
この友人の息子さんは、東京御三家に並ぶ難関高校に通っているのですが、高校を中退してプログラマーになりたいと言っているそうです。
友人は頭を抱えていましたが、これは先の友人の場合と違い親としての対応は悩みますね。


東大に毎年何十人と進学している高校ですから、在籍しているだけでも凄いことで、退学してしまうのはもったいないと思います。
せめて卒業して、海外の大学にでも留学してプログラマーを目指してみてはとも思います。



人生人によって色々ですが、何がいいかは一概に言えませんね。
考えさせる一夜でした。

夏休み後のスランプ⬅おかしくない?

一時帰省していた息子と話をしていて、受験時代の夏休みとその後についてという話題になりました。


やはり私の見立て通り、夏休みはなんの迷いもなくかなり勉強ができたようです。


本格的に受験勉強を始めたのが部活を引退した高3の6月以降ですから、夏休みは迷っている暇などなかったと思いますが。


ところが、夏休みが終わってから、調子が上がらなかったそうです。

傍目にはそうは見えませんでしたが、本人が言う以上は間違いないのでしょう。


では、いつ頃調子が戻ったのでしょうか。

息子に聞いてみると、

「センターが終わって、その出来の悪さから立ち直ったのが2月かな。2月は無茶苦茶調子がよかった。」


おいおい、それじゃ遅すぎるだろう!

と思ったものの、口に出すのも憚れるようなお話です。

それじゃ、5か月もの間調子が出なかったということになります。


いくらなんでもこれはおかしい。

そんなことじゃ絶対に合格しなかったはずです。


おそらく、夏休みの1か月半と2月の1か月が調子のピークだったのでしょうね。

後の時期はスランプというより、普通の調子だったのでしょう。


2度目の調子の山が12月末ぐらいから始まっていれば、センター試験ももう少しなんとかなったのかもしれません。

まあ、これは贅沢な望みですね。


長い受験期間、常にトップの状態を維持するのは難しいですね。

スポーツ選手のように、メリハリのある管理が必要なのかもしれません。

よってたかって私の心配

6月末に健康診断を受けたのですが、その結果が7月末に返ってきました。


随分減量したものですから、過去2回の検査数値に比べて格段の改善です。

やはり太りすぎはよくないですね。


一応掛かり付けの医院に分析してもらいアドバイスも得た後、家内と息子に見せました。


家内は、妻として、そして、家事担当者として色々とコメントしていましたが、息子はというと、やはり医学部生です。それっぽいこと(と言っても私にはよくわからない。苦笑)を色々と言ってくれていました。


息子は中学生の頃、私に対して盛んに「お父さんには長生きしてほしい。」と言ってくれていましたが、今でもその気持ちが残っているようです。


これが「患者」にもよくわかる説明になってくれるとなおありがたい。笑