振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

今立てる学習計画のコンセプト

現役生も浪人生も、受験勉強の質や量において差がつきやすいのは、国立前期試験後から4月一杯の今の時期と、12月から本番にかけてです。


それ以外の時期は比較的団子状態で余り差がついていません。

敢えて言うと夏休みの学習量に差が出やすいとは言えますが、ここで遅れをとる人はそもそも脱落者ですから、競争相手とは言いがたいところですね。


5月以降の学習計画においては、センター試験や国立前期から遡ってゴールに到達するまでのイメージを強く持ちながら計画を立てるべきですね。

どういった問題集をどれだけやるといった単調な計画は合格を目的とした戦略でも戦術でもありません。

真の計画とは言えないということですね。


ただ、現在立てる学習計画には上のような目的を持たせなくてもいいと思います。

浪人生の人は特にだれ気味の時期ですから、ゴールを意識するより、コツコツと勉強を続けることを後押しするような学習計画であるべきですね。


余り無理な計画を立てて、こなすことができずに嫌になってしまっては元も子もありません。

計画をこなすことによって、元気が出てくるようなものにしたいものです。