振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

子供との距離感

精神論ばかりではきつい

上から目線ばかりではきつい

プレッシャーばかりではきつい

笑顔も向けてあげたい

期待感ばかりではきつい


本当に大切に思っていることを伝えたい

親のためではなく、君にとっての幸せが親の幸せだと伝えたい


親は生身の人間であると伝えたい

でも痩せ我慢しているとそっと伝える

それは君のためだから


親が最大の理解者であると伝えたい

そして、生涯の伴侶が見つかればそっと身を引きたい


残るのは君との思いでばかり

アルバムを眺めるようにして、君の母さんと、家族としての生活を振り返り、

楽しかったねと微笑み合いたい

友達に祝ってもらった誕生日

先日息子も誕生日を迎えました。


一つ一つ歳を取るのは当たり前のことですが、親の私としては息子が大過なくこれまでを過ごしてこれたことについては、とても喜んでいます。



ところで、息子の大学の同級生が何人かで息子の誕生日を祝ってくれ、しゃぶしゃぶやシャンパンでもてなしてもらったようです。


「無茶苦茶嬉しかった!」

と、息子も感動したようです。


その息子の話を聞いて、私も家内もとても幸せ気分でした。


お金も学歴もあった方がいいに決まっていますが、友達の存在は何物にも代えがたいものがあります。

くどくどと非難しない

昨日の朝、家内がプリっとしていたので、朝からどうしたのかと思っていたら、冷凍庫にビールを入れっぱなしにしていて、缶が破裂したようで冷凍庫が大変なことになってしまっていたらしい。


犯人は私です。


家内は私にプリっとしていましたが、プリプリといった感じではありませんでした。


それに私が即座に一度、少し間をおいてもう一度謝ったら、二度と同じことで私を責めることもなく、朝から楽しく「鶴瓶の家族に乾杯」の録画したものを二人で見ました。


家内はくどくどと他人を非難しません。

それは私も全く同じです


お互いしつこい性格ではないですね。


実は息子も同じです。


息子の場合、元々の性格なのか家庭生活で培われたものなのかわかりませんが、長らくの我が家の実態です。


他人への非難だけでなく、その他のことでもくどく言うことはありません。

家族に無理を言うときでも、ダメならあっさりと撤回します。


こういう習慣が身についていると、自分の気持ちをコントロールしやすくなります。

というより、コントロールできているから、切り替えが早いのかもしれません。


試験で失敗しても立ち直りが早い方でした。

勉強できない日があっても後に引くことが少なかったです。

まあ、都度、私が前向きな助言をしていたことも多少は影響しているでしょうが。

家内も心配症の割には柔らかく息子のことを見守ってあげていたと思います。


これは受験においていい傾向でしたし、家族生活においても楽しくやれるコツですね。