振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

夏休み後のスランプ⬅おかしくない?

一時帰省していた息子と話をしていて、受験時代の夏休みとその後についてという話題になりました。


やはり私の見立て通り、夏休みはなんの迷いもなくかなり勉強ができたようです。


本格的に受験勉強を始めたのが部活を引退した高3の6月以降ですから、夏休みは迷っている暇などなかったと思いますが。


ところが、夏休みが終わってから、調子が上がらなかったそうです。

傍目にはそうは見えませんでしたが、本人が言う以上は間違いないのでしょう。


では、いつ頃調子が戻ったのでしょうか。

息子に聞いてみると、

「センターが終わって、その出来の悪さから立ち直ったのが2月かな。2月は無茶苦茶調子がよかった。」


おいおい、それじゃ遅すぎるだろう!

と思ったものの、口に出すのも憚れるようなお話です。

それじゃ、5か月もの間調子が出なかったということになります。


いくらなんでもこれはおかしい。

そんなことじゃ絶対に合格しなかったはずです。


おそらく、夏休みの1か月半と2月の1か月が調子のピークだったのでしょうね。

後の時期はスランプというより、普通の調子だったのでしょう。


2度目の調子の山が12月末ぐらいから始まっていれば、センター試験ももう少しなんとかなったのかもしれません。

まあ、これは贅沢な望みですね。


長い受験期間、常にトップの状態を維持するのは難しいですね。

スポーツ選手のように、メリハリのある管理が必要なのかもしれません。