振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

勉強方法~私の考察2

最近家内が勤めを始めたのですが、たまたま私のオフィスと一駅しか離れておらず、ときどき一緒に帰ったり、外食をしてから帰っています。


本日は二人とも休日出勤でしかも

少し帰りが遅くなったので、お総菜を買って帰りました。

たまにはいいものです。



さて、本日のテーマです。


数学については、類題の取り扱いが一つのポイントだと思います。


あるテーマ・分野の問題を解いたあと、知識と理解の定着を図るために、類題演習をすることと思います。


このとき、最初に解いた問題の数字を少しいじっただけの類題ですと、計算力しか試されず、余り意味がありません。


少し応用力が試されたり、異なる視点が含まれている類題がトレーニング素材としては望ましいところです。


かといって、最初に解いた問題から余りに離れすぎた類題ですと受験生に負荷がかかりすぎ、効率が悪くなります。


息子が、中3から高1にかけて青チャをやっていたときは、私がこなすべき類題を選択していましたが、そのうち息子は自分で類題選びをしていました。


ある問題集を1冊まるまるこなすと、過不足がないと言うのが理想的ですが、そんなに都合のいい問題集はありません。


従って自分の実力や得意不得意にもっとも近い問題集を選択し、進めていくなかで、自分なりにカスタマイズするのがよいと思います。


数学は、しっかりとした足取りで、しかも頂上に向かって最短距離を登るイメージを持ち続けたい科目ですね。

勉強方法~私の考察1

いくつかの科目について私なりに考える勉強法について。


まずは、医学部受験生にとっては超マイナーな社会について。


私は文系人間ですので、大学受験の際はセンターで社会2科目でしたし、その後の試験でも社会が必要でした。


私の場合は、日本史と世界史を選択しました。
日本史の方が得意でしたが、世界史もそれなりに勉強しました。


ところが、世界史の知識はほとんど残っていません。
東大実戦模試で成績優秀者として名前が載ったこともあるのですが、今は完全に忘れてしまいました。苦笑


対して日本史の場合は、テレビのクイズ番組の問題が結構わかるだけでなく、息子が中3か高1の時にセンター試験の過去問を解いたところ無勉で8割取れました。


日本史は元々好きでしたので、大学受験から何十年と経過してもある程度覚えているものなのですね。
対して世界史の場合は、その後センター試験の過去問を解いてみたことはありませんが、現在ではまぐれ当たりも含めて半分取れたらいい方だと思います。


日本史の話に戻りますが、文化史だけは苦手でした。
どうしても暗記に走ってしまいます。
ですから、受験勉強時に覚えたことはほとんど忘れており、現在の文化史に対する知識の蓄積は、受験後の趣味的活動から得たものだと思います。


医学部受験生にとってはお荷物とまでは言いませんが、社会にそれほど時間をかけられないはずです。


社会はどれだけ興味を持って学習を進めることができるかがポイントですね。


興味を持っていることは、なかなか忘れないものです。


センター試験対策としての社会は、繰り返しが最小限で済むようにしたいものです。
興味を持って覚えていると、何度もやらなくても、直前にがっつりやれば対策としてはバッチリです。

受験生は何時に起床すべきか

今夜は息子と一緒に自宅に帰ってきました。

大学話を家族3人で楽しんだあとのこと。


土日の部活の試合のために、伸びすぎた髪の毛を少し切りたいというので、両親のどちらを選ぶかと言うと、息子は家内を選択しました。


ところが大失敗。

そりゃ、私の方が慣れていますからね。

家内のSOSに応じて、私が引き取りました。笑


失敗したあとのフォローは大変でしたが、結構楽しかったです。

家族でわあわあ言ってるのが一番楽しいです。



さて、本日の本題です。


現役生、宅浪生、予備校生のいずれかにかかわらず、受験生の起床時間は結構重要です。


遅くとも6時には起きたいものです。
7時位までは許容範囲としてもそれ以上遅い人はアウトですね。


息子の場合は、6時に起きて朝勉強をしていました。



高3になってからは高校の理科の早朝補講に出ていました。
これが10か月位続きましたかね。
この頃は5時40分頃起きていましたね。私も10か月間お付き合いしました。
家内はもっと大変だったはずです。よくやってくれました。


毎日毎日朝の貴重な時間に1時間ずつ理科の勉強ができれば、高校の通常の授業と相俟って、当該科目が得意にならないはずがありません。


この早朝補講と塾でのトレーニングによって物理は夏前にある程度完成しました。


物理に関しては夏前に塾での受講をやめました。
そこからは、物理の調子を整えつつも化学に集中するようになりました。


本格的な受験勉強の開始が高3・6月後半とかなり遅かったのですが、数学が得意のまま推移したのと物理をしっかりやっていたことによって、夏以降何とか間に合った感じです。


地歴の定期試験対策を普段からしっかりやっていたのも功を奏したようです。