振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

勉強方法~私の考察1

いくつかの科目について私なりに考える勉強法について。


まずは、医学部受験生にとっては超マイナーな社会について。


私は文系人間ですので、大学受験の際はセンターで社会2科目でしたし、その後の試験でも社会が必要でした。


私の場合は、日本史と世界史を選択しました。
日本史の方が得意でしたが、世界史もそれなりに勉強しました。


ところが、世界史の知識はほとんど残っていません。
東大実戦模試で成績優秀者として名前が載ったこともあるのですが、今は完全に忘れてしまいました。苦笑


対して日本史の場合は、テレビのクイズ番組の問題が結構わかるだけでなく、息子が中3か高1の時にセンター試験の過去問を解いたところ無勉で8割取れました。


日本史は元々好きでしたので、大学受験から何十年と経過してもある程度覚えているものなのですね。
対して世界史の場合は、その後センター試験の過去問を解いてみたことはありませんが、現在ではまぐれ当たりも含めて半分取れたらいい方だと思います。


日本史の話に戻りますが、文化史だけは苦手でした。
どうしても暗記に走ってしまいます。
ですから、受験勉強時に覚えたことはほとんど忘れており、現在の文化史に対する知識の蓄積は、受験後の趣味的活動から得たものだと思います。


医学部受験生にとってはお荷物とまでは言いませんが、社会にそれほど時間をかけられないはずです。


社会はどれだけ興味を持って学習を進めることができるかがポイントですね。


興味を持っていることは、なかなか忘れないものです。


センター試験対策としての社会は、繰り返しが最小限で済むようにしたいものです。
興味を持って覚えていると、何度もやらなくても、直前にがっつりやれば対策としてはバッチリです。