振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

息子から元気を与えてもらった人々

受験勉強中の息子は、私や家内、そして祖父母、友人、先輩といった様々な人たちに励まされながら、ゴールの向こうに倒れ込むことができました。


周囲の皆に支えられて念願の第一志望校合格を勝ち取ったわけです。


ところが、息子が念願を叶えたことで、多くの人々を元気付けたことも事実です。


まず、私の両親は、

「○○が国立大学医学部に合格するなんて夢のよう」

と言って喜んでくれましたが、その際の余韻に今でも浸っています。


余韻が長すぎだろうと思うものの、祖父母としては長生きして孫の成長をもっと見ていたいという願いがどんどん膨らんで来ているように思います。


孫は可愛いものでしょうが、その孫から生きる元気を貰えているとは、私の両親も幸福者です。



受験生の皆さん。

ジリジリとするような暑い夏を過ごしておられることと思います。


でも、最後の最後まで頑張ってください。

ゴールの向こうには、皆さんの様々な可能性が待ち受けています。

そして、あなたが周囲の人々を元気にする番です。

大学に入ってからが大変なのは当たり前

医学部の場合、入試より大学の勉強の方が大変だとよく言われます。


しかしこれはむしろ当然のことでしょうね。

受験勉強で学んだことが医師の能力形成に直結するわけではありませんから。


受験勉強の方が大変であれば、それこそ大変なことになってしまいます。



ところで、医学部の勉強はどんなところが大変なのか考えてみました。


試験に対するプレッシャーは入試と同様、学内の試験や国試にもあります。

世間の目は、浪人より留年に対して冷たいですしね。



勉強する量となると、入試より医学部の方が多いように思います。

受験勉強の場合は繰り返しが多いですからね。


医学部での勉強は、周囲を高い学力と根性のある人たちで囲まれていますので、あっぷあっぷしがちです。


受験勉強は2年程度のものですが、医学部では何年か走り続けなければ行けません。

医師になりたいという意志が強い人にとっては、競争試験である要素が強い入試より医学部の勉強の方がかなり向いていると思います。

野球観戦

東京ドームでのビュッフェ付チケットをクライアントからもらったので、家内、義母、義兄と一緒に巨人vsDeNA戦を観てきました。


残念ながら、私の贔屓の巨人は負けてしまいましたが、なかなかいい試合でした。


義兄とも久しぶりに会えて楽しかったです。


息子が追試にかかったことを言うと、

「僕なんか肝炎で1か月入院してしまって、進級が大変だったからなあ。追試の一つぐらいどうってことないですよ。」

とのこと。


受験生の皆さんが暑い夏を過ごしておられるのに、

我々だけくつろいでしまって申し訳ないです。