振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

勉強への切り替え能力

テレビを観たり、ゲームをしたり、外遊びをした後、勉強モードに切り替える際にスムーズにできるかどうかは受験勉強において大きなポイントとなります。


勉強をやりだしたら結構できるという人も、切り替えハードルが高いと、ちょっとしたスランプに陥りがちです。


息子の場合は切り替えハードルが極端に低かったように思います。


休憩が長すぎないか、と親が心配したことは皆無です。


小さい頃から意識して育ててきた積もりですが、切り替え能力は身に付いたと思います。


中学生の頃から、親が言わなくてもさっさと勉強を始めるようになりました。


勉強を終えた後に何か楽しみが待っているとき。

勉強したことによって自己肯定感が生まれるとき。

模試の結果や受験の結果に対して過大にプレッシャーを感じないよう常に心を整えていられるとき。

切り替えタイミングをあくまでも自主的に判断でき、周囲の影響を受けないような環境が整っているとき。


こういった好条件が揃っている人は、切り替えハードルが低くなりとても楽になります。


この切り替えハードルは、社会人になって仕事を始めても活きてきます。

受験勉強が得意な人は、社会に出ても楽です。

模試の結果の分析方法~その2

今夜は大阪泊まりです。

といっても、明日(暦の上では本日)重要な仕事があるので、友人と食事をし、そのあと軽く飲んで早めにホテルに戻りました。



昨日の続きです。


数学の問題で、初めて解くタイプの問題だった場合。


本当に初めてなのかもう一度見てください。

外見は目新しくても含まれているポイントが既知の場合があります。

こういうときは、普段の学習が浅いのが原因ですね。


対して本当に新規の問題だという場合、あなたが使用している問題集に似たような問題があるかどうか確認してください。

あれば、そのうちやりますから大丈夫。

なければ模試の問題自体を復習素材としてストックしておきます。


模試で出された問題が問題集に出てこないことはありうることですが、これが度重なるようであれば、問題集を替えたり、問題集を追加する必要がありますね。



最も問題なのは、やったことがある問題が解けない場合です。

これは普段の勉強法に問題がある証拠です。

勉強しても定着していないわけですから、かなり重症です。

しっかりと勉強法を見直しましょう。



受験生の皆さんのblog記事を拝見していると、何をどれだけやったというものが多すぎるように思います。


量をこなすことも大切ですが、やはり合格に合格に近づかないことには意味がありません。


是非マインドチェンジをしていただきたいものです。

模試の結果の分析方法

昨日の続きです。


模試の結果をどう分析するかは重要です。


数学を例にとります。


できなかった問題は、

時間が足りなかったのか、

解いたことがない問題だったのか、

解いたことがあるはずなのにできなかったのか、

のチェックをします。


時間が不足した原因は、

計算力が弱い、

解く順番を上手に決められられない、

特定の問題で引っ掛かってしまい、なかなか撤退の踏ん切りがつかない、

といったことが考えられますね。


これらの対策として日々どんな勉強法を取ればいいかは直ぐにわかりますね。


このテーマ続きます。