振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

息子にしてあげられること~ある日のメモから

今日(暦の上では昨日)休日出勤をしました。

オフィスの改装と電話機の増設・交換の作業への立ち会いです。


スタッフに休日出勤をさせるのは可哀想なので私が出ていました。

お蔭で懸案の書面書きができてよかったです。苦笑



この間、スマホのメモ機能を使ったメモデータを整理していると、懐かしいものを見つけてしまいました。


下記の文章をご覧下さい。


○○にしてやれること


○○のために何をしてやれるか。

いつもどっしり構えていてやる。

まず、親が楽天的であること。


持ってる力を出し切れば必ず合格

する。

まだまだ右肩上がりにある。

最後まで頑張り続けよう。

と言ってやる。


ダメだと思った時にダメになる。

それは、本人も親も同じこと。


とにかく両親は元気でいてやることが一番。

そのためにはこの試験期間中、しっかりと仕事をしてトラブルがないようにしたい。


上のメモは、受験した年の2月14日付けでした。


こんなメモを書くということはそれだけ私の気持ちが揺らいでいたということですね。


結構小心者なので、自分で自分をコントロールしなければならないのですよ。苦笑


自分の気持ちをコントロールすることは、それはそれは大変でしたが、何とか頑張れたのではないかと思います。


自分では息子に対するサポート度を点数付けすると、90点ぐらい付けてもいいのではないかと思っています。

少し自分に甘いでしょうか。笑


今から思い出しても気持ちの余裕など一切ありませんでした。

でも、お父さんらしい落ち着いた振りは痩せ我慢で無茶苦茶していましたね。


痩せ我慢は、本人でも母親でもなく、お父さんの仕事です。



頼りになるお父さん。

いつも明るくて元気付けてくれるお父さん。

コツコツ仕事をするお父さん。

お母さんに甘すぎるけど、それも嫌でないお父さん。


そんな父親を目指しました。


あーあ、大変だったなあ。

でも、息子と家内のこれでもかという笑顔を見ることができたんだから、痩せ我慢のし甲斐がありましたよ。


仕事の上でのストレスをこの時期に子供さんにぶつけるようなお父さんがいたら、気持ちは本当にわかりますが、それは最低です。

勿論、息子さんの人生にとってではなく、お父さんの人生にとってです。


世のお父さん方、決して後悔することがないよう、精一杯子供さん応援してあげましょう!