振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

5月、息子の受験勉強はまだ始まっていなかった

今日は泊まりで仕事です。

なぜだか立ち食いそばでの夕食になってしまいました。苦笑



さて、本日のテーマです。


このblogでは色々と偉そうなことを書いていますが、実は息子の受験勉強は、この時点では始まっていませんでした。


息子は高3の6月後半から本格的に勉強しだしたわけです。


高3になった息子はそれまでと特に変わることなく楽しく高校に通い、部活に精を出していました。


その時の私の気持ち。

ジリジリ、ジリジリとした気持ちです。



我が息子、これから一体どうなってしまうんだろう。


息子のことを信じていた?

いやいやそんなはずはありません。

もし信じるのであれば、それなりの根拠が必要だったはずですが、全くありませんでした。


何もなかったのにどうして静観できたんでしょうね。


一つは、私自身余りにも上がり下がりの人生を送ってきたことから、世間一般のエリートストーリーにさほど興味を持っていなかったこと。


もう一つは、息子に対して期待していなかったこと。

顔を見ていても、さほど勉強ができる雰囲気ではない。

息子の名誉のために言いますと、割りと男前なのですが、所謂男らしい顔ということでインテリっぽさは感じないわけですね。


もう一つは、息子のこと自体結構好きだったものですから、他の人との比較、といった感覚がなかったわけですね。