センターの出来が悪かったあとの親のサポート
息子のセンター試験の出来がかなりまずかったことは昨日書きました。
親子三人とも内心はがっくりしていたことと思います。
致命的な科目はなかったのですが、得意の理科が低調でした。
数学はまずまず。地歴は頑張ったと思います。
英語、国語でかなり失点していましたが、模試の時もこんなものでしたから、失敗したとは言わないのかもしれません。
しかし、第1志望校には全く手が届きそうにありませんでした。
ここが踏ん張りどころだな、と思ったのが昨日のことのように思い出されます。
息子が踏ん張らなければならないのではなく、私自身の踏ん張りです。
ここで息子のことを支えてあげなければ、一体どこで支えるんだと、自ら叱咤激励したものです。
それからは、息子が国立2次や私立医学部受験に対して前向きなイメージを持てるよう、言葉をかけ続けました。
「センターで後20点は欲しかったところだけど(実際は35~40点は足りないところでしたが敢えてこう言っていました)、2次で○%取れれば、合格最低点を超えるよ。」
「君の力なら、数学で○%、理科で○%取れる。英語は何とか堪えて○%。合計○点だ。」
「本番までまだ1か月以上ある。現役は試験が終わったその日まで伸び続けるから。」
「英語はしっかりと過去問を解いていけば、まだまだ。」
「君はまだまだやれる。」
まあ、何の根拠もなしに色々と言ったものです。苦笑
受験が終わった後、
「君はどう思いながら頑張っていたの。さぞ不安で辛かったろう。」
という私に対して、息子曰く。
「僕は合格するつもりだったよ。何が根拠かって?
そりゃお父さんが絶対合格できるって言ってくれていたからだよ。
お父さんが言うなら絶対間違いないと思っていたもの。」
そうなんだあ。
父親である私の言葉を額面通りに受け取っていたんだなあ。
素直な子供で助かりました。苦笑
そして応援のし甲斐がありました。
親子とも未熟者でしたが、大学受験という厳しい関門を親子で越える中で、お互い多少は成長できたような気がします。
また、我が家は元々仲のいい家族でしたが、息子の受験を通じて一層理解を深めることができたように思います。
これも息子が分不相応な医学部進学を目指したからですね。
息子に感謝しています。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。