振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

道路を歩く際の父子の位置

今日は帰りが少し遅くなってしまいました。

明日の朝まで眠る時間がそれほどありませんが、投稿してから休みたいと思います。


ある方の中学受験ブログを読んでいて、ふと気づいたことがあります。


私が家内と道路を歩いているとき、家内を歩道側に歩かせるようにしています。


息子と歩いているときはどうかというと、行き当たりばったりですね。

いや、少し前までは、対家内と同じようにしていたのですが、いつの間にか頓着しないようになっていました。


おそらく、高校生になった頃が分かれ目だったのでしょう。


そして、大学生となると余計息子を守るとかサポートすると言った感覚がなくなりました。



受験生諸君!

受験勉強をしている間は多いに親に甘えよう。

親に甘えることに躊躇するより、合格することに全精力を注入しよう。


そして、大学に入ったら、少なくとも父親とは対等の関係になろう。


でも、お母さんにはいつまでも優しくね。

息子に伝えたかったこと

受験勉強や日々の生活の中で、息子に伝えたかったことは色々とあります。


「失敗したと思った瞬間に失敗が確定する。」


「人生、どんな失敗があったとしても、命まで取られることはない。命がある限り、まだまだいろんなことができる。」


「自分をもっとも勇気づけられる存在は自分自身である。自分をコントロールできる人間ほど強いものはない。」


「必要な受験勉強とやりたい大学の勉強とでは雲泥の差。」


「反省はすれども後悔はせず。」


「人と比較する前に、昨日の自分と比較しよう。成長していれば、それでいい。」


「辛いときほど笑ってみよう。」


「周りの人に対するちょっとした優しさが、自分に余裕と成長をもたらす。」


数え上げればキリがないのですが、様々なことを相応しい場面場面で息子に言ってきました。

まあ、それが父親の役割だと思ってきたものですから。


今ではもう大人になってしまった息子に、あれこれとアドバイスするつもりもないですが、悩んでいる息子の背中をときには押してあげたり、歩みが止まってしまった息子に元気になる言葉をかけてやりたいと思っています。


こういったことが本当の親の喜びであるように思います。

こなしの勉強から今一歩質をあげよう

問題集や参考書を一定のペースで仕上げることができれば、それなりの力をつけることができるとは思います。


ただ、この作業が余りにもルーティーン化されてしまうと、こなしの作業に止まってしまいます。


また、何度か繰り返すことが予定されていることから、浅い学習になってしまうことがあります。



問題集をやる場合、自分のことが客観的にどれだけ見えているかが勝負なような気がします。

自分に知識や思考パターンが流入してくるイメージができるかどうかでしょうか。


自分が見えている人は、意外と短時間でやっていることをものにすることができるように思います。


医学部生や医師になったら、無駄に繰り返す時間はありません。

1度の勉強でどれだけ吸収できるかが勝負です。


真剣勝負ですね。