振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

子供が独り立ちしたのちのこと~父兄対象記事

今回の記事は、受験生には全く役立ちません。


子供さんが医学部に進学し、親として一段落も二段落もついた方、あるいは、来年こそ一段落つく親御さん向けの記事です。

受験生の方は時間がもったいないので読み飛ばしてください。



中学受験は親子のビッグイベントでしたが、大学受験もそれなりのイベントです。

特に後者の場合は、親にとっては最終イベントに近いですよね。



さてさて、親にとって最終イベントとなると、子供が進学した後親はどんな気持ちになるんだろうかと、少しばかり心配してしまいました。


まあ、さほどの喪失感はなく、ゆったりした気持ちでこのブログをしたため、他に自分が注力したい分野に移行しています。

何よりも、私自身は、仕事でもうひと花咲かせようとの意欲が生まれ、事業の拡大にチャレンジ中です。



私の家内は、息子が進学したのを契機に、休止していた習い事を再開し、少しばかり趣味的なアルバイトを始め、さらに大学に通い始めました。


これは趣味的感覚をある程度満たしながら、実利もある資格を取りたいとのことです。


最近の家内の諸活動に対して私としては何の異存もありません。

だって、息子のためにこれまでどれだけ頑張ってくれたことか。

本当に感謝しています。



私たち夫婦にとって、息子の大学受験は一つのゴールでしたが、すぐに次のフェーズがスタートしました。


確かにそれなりの結果を息子は出してくれました。

ただ、それだけのことではなく、大学受験を通じて最後の密な親子関係を十分満喫できたことによって、親子とも別々の道を気持ちよく歩めるようになりました。


息子にとっては大学受験が入学試験であり、親にとっては息子の大学受験が親業の卒業試験みたいなものですね。


親業の卒業試験でほどほどの成績を修めることができると、その後の緩やかな親子間系にいい影響を与えてくれるような気がします。



受験生を持つ保護者の皆さん、子供のためだけでなく、自分たちのためにも精一杯サポートしてあげましょう!