浪人に向く人、向かない人~第三章
少しばかり評論家っぽい書きっぷりになってきましたので、このテーマでの記事は今回を最後にします。
序章で浪人して成功しやすいのは下記の条件を全てではないにしろある程度持ち合わせている人と書きました。
・自己コントロール力がある
・規則正しい生活習慣が身についている
・現役時に今一歩のところで不合格だった
・医師になることに並々ならぬ具体的な意欲がある
・自分にあった受験環境(予備校、宅浪等)を選択できている
・周囲のサポート状況が本人に適している
「自己コントロール力がある」と「規則正しい生活習慣が身についている」というのは裏表の関係にありますね。
規則正しい生活が身についている人は、自己コントロール力をそれほど発揮せずとも、淡々と受験勉強ができるものです。
後は自分を勇気づけたり、鼓舞できる力(これも自己コントロールの重要な要素です)が備わっていれば言うことはありません。
「現役時に今一歩のところで不合格だった」人が浪人して合格しやすいというのは蓋然性の問題であって、そうでない人も浪人中に工夫して頑張ればある程度は力が引き上げられると思います。
「周囲のサポート状況が本人に適している」については微妙な書き方をしました。
つまり周囲のサポートが受験生本人にとって重荷でしか過ぎないことがあるということです。
この辺りは、身近にいらっしゃる家族は十分気を付ける必要があります。
社会的に何者でもない浪人生を1年間やり通すことはなかなか大変です。
しかし、皆さんには、挑戦する以上は何がなんでも成果を出して欲しいと願っています。
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