振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

浪人に向く人、向かない人~序章

昨日は休日出勤していました。

雨が降っていることもあってオフィスに出る意欲がなかなか沸きませんでした。


家内はどうするのかと聞いてみたら、あっさりと、

「出かけるよ。美術館(博物館と言ったかもしれない)に行くの。」

とのこと。


であれば一人で家にいてもつまらないなと思い、重い腰を上げたわけです。


より仕事に行く気になるように、「18~19時の間にどこかで会えたら一緒に食事をして帰ろうか。」と誘いました。

これでやる気度がかなり上がります。笑


家内も外出するというちょっとしたきっかけで何とかオフィスに出られたわけです。


こういうことが極たまにあります。

普段は当たり前のようにして仕事に出掛けるわけですが、たまに気乗りがしないんですよね。


1日ぐらいであれば取り返すことは簡単ですが、2日3日と続くと取り返すことが難しくなります。

これは物理的にというだけでなく精神的なものの方が大きいでしょうね。


私は自分自身を抑えたり鼓舞する能力が人よりは多少あると思います。

ほんのちょっとしたきっかけを自分のやる気に繋げることができます。

その意味では受験に向いていたことと思います。


こういったタイプの人は、自由度の高い仕事(必ずしも自由業に限らない)に向いていたり、難題にチャレンジすることが得意だと思います。


このような観点から受験について考えてみました。


そもそも現役生は平日は高校に行っていますので、規則正しくリズムのある受験生活が送りやすいと言えます。

高校で友人と会うのが楽しいなんていう人はなおいいですよね。

私の息子の場合がそうでした。


現役生の難点は勉強時間が不足し勝ちであるということです。

受験に直結しない学校行事も結構ありますからね。

ただ、ここでは主たるテーマではないのでこれ以上触れません。



さて、では浪人に向く人というのはどういう人でしょうか。

あるいは浪人して成功する人はどんな人でしょうか。


一例をざっと書き出してみるとこんな感じですかね。

・自己コントロール力がある

・規則正しい生活習慣が身についている

・現役時に今一歩のところで不合格だった

・医師になることに並々ならぬ具体的な意欲がある

・自分にあった受験環境(予備校、宅浪等)を選択できている

・周囲のサポート状況が本人に適している


全て揃っている人なんていないでしょうが、ある程度満たしていると浪人してよかったね、ということになろうかと思います。

これらを含めて、引き続き色々考えてみることにします。