振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

学習習慣と定期テスト対策の重要性

本日、特急に乗って出張のはずがトラブルのせいでタクシーで現地に向かう羽目になってしまいました。


特急の中で書類読みをしようとしていたのにあてが外れてしまいました。
何より問題なのは約束の時間が守れない。


親が死んでも行かなければいけないような仕事でしたので、キャンセルすることもできず、流石の私も焦りました。
やむを得ずタクシーに乗ったわけですが、3万5千円かかりました。
27、8年前に福岡から熊本までタクシーに乗って4万円余り支払って以来のタクシー旅でした。苦笑


タクシーの中での書類読みは疲れました。
実はその後もトラブル続きだったのですが、何とか納得のいく仕事をやりとげることができ、本当にホッとしました。


そして、自分を大いに誇りたい気分です。
物凄い疲れと物凄い充実感を得ています。苦笑



さて、本日のテーマです。


大学受験で成功するためには、本格的な受験態勢に入る前に、十分学習習慣を身に付けておく必要があると思います。


学習習慣が身に付いていないと、すぐ息切れしますし、学習した内容の定着率も低いと言えます。


学習習慣とは少し意味合いが違いますが、勉強が能動的なものか受動的なものかでも随分違いが出ます。
無理矢理勉強させられても力が付かないのは当然のことでしょう。


では、どうやって学習習慣を身に付けるかですが、一番手っ取り早くて確実なのが、定期テスト対策を通じて身に付けるということですね。


定期テストは模試と異なり範囲がかなり狭いことから、比較的短期間で範囲を繰り返し学習することができます。


四六時中勉強していなくても、定期テスト前だけ勉強すれば、成果の出し方が身に付きます。
自分がわかっていないことも確認できます。


部活その他の活動に日々時間をとられている人でも十分こなすことができます。


できれば中学に入ったときから、遅くても高1から定期テスト対策は十分やるようにしましょう。


勉強ができる人というのは、結果として成績がいい人を指すことが多いと思いますが、学習習慣が身に付いている人をも含めていいと思います。


学習習慣は運動でいうところの基礎体力のようなものですね。



息子の場合を振り返ってみると、普段は部活やゲームに明け暮れていましたが、定期テスト対策の勉強だけはしっかりやっていました。


私たち親も、それさえやっていればと思い、普段は勉強しろなどという言葉をかけたことがありません。


ただし、多少のインセンティブがないと定期テスト勉強もしません。
インセンティブについては先日の記事で書きました。ご参考に。
↓ ↓ ↓
結構せこいインセンティブ~中1から高2まで - 振り返りの医学部受験


そのうち周りが受験勉強を始めたり、将来就きたい仕事について考えるようになると放っておいても受験勉強を開始します。


ただ、公立中学の場合は刺激が少なく、学習レベルが低いこともありますので、そうはうまくいかないことがあります。
そうすると、高校入試の勉強を一つのきっかけにすることも考えられます。


また、公立高校で医学部進学者が極端に少ないところですと、医学部志望と非医志望とでは受験を開始すべき時期が異なりますので(医学部の方が早い)、医学部受験として乗り遅れることがあります。
十分注意しましょう。