受験生として子供に足りなかったもの①
医学部受験生である息子に足りないなあと思っていたことの第一番は、
やる気
です。
おいおい、と仰る方がいるかもしれませんが、確かに根本的にやる気が不足していたように思います。
超能天気な家内も、流石に心配になってしまい、私に何度も訴えかけていました。
それでも本人に直接言わなかったのはよかったと思います。
息子が医学部志望を決めたのは高1の後半ぐらいだったと思います。
その時私から息子にアドバイスしたのは、「高1の間は部活に精を出して、受験勉強は高2からでいいよ。」というものでした。
現役合格を狙うなら2年はかかるだろうなと考えたわけですね。
その2年になっても、息子の勉強ペースは全くと言ってよいほど上がりませんでした。
3年になっても、同じようなものでした。
そんな時に家内が上のように言ったわけです。
ほどほどの大学の場合は親が管理することで何とかなりますが、医学部の場合はそうも行きません。
本人のやる気スイッチがオンとなることを期待するしか仕方がなかったわけです。
幸いにして、部活を引退してから急にエンジンがかかりましたが、他の科目はともかく、英語は本番に間に合ったとはお世辞にも言えないところです。
結果が出たからいいものの、医学部受験生の勉強ペースとしては出遅れ感があったと思います。
私が、高2の正月明け頃にガツンと注意すべきであったかどうかはなんとも言えません。
結局は、親のポリシーを守りきって最後まで何も言わなかったわけですが。
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