振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

親の失敗②

前回の親の失敗は、志望校選択についてでした。


今回は「医学部はなかなか難しいから、1年は浪人してもいいよ。」との配慮のない言葉についてです。



私としては、息子に要らぬプレッシャーを与えないようにと思い、こんな感じのことをちょくちょく言っていたのですが、当の息子はというと「現役で合格するつもりだから。」と頑なに宣言していました。


私としては、現役合格でないとダメなどと息子がプレッシャーを感じてはいけないと考えた上での配慮のつもりが、これは結構本人のやる気を削いでいたかもしれません。


結局、私自身の精神安定剤でしかなかったのかもしれません。


ただ、言い訳をするようですが、私の実際を振り返ると、「一浪ぐらいは仕方がないよね。」という気分でしたので、息子に対する当たりが極めてソフトだったんじゃないかと思います。

怪我の功名でしょうか。


しかし、子供のテンションを下げちゃダメですよね。

この点は、今でも結構反省しています。