振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

TwitterもSNSもLINEもしない

息子が高2の時のことでしたでしょうか、
「TwitterやLINEってどう思う?」
と聞かれました。


今時は当然のツールなんでしょうね。
「ツールとしては便利だよね。父さんもIT系の仕事を続けてきたから、そのメリット・デメリットについてはよくわかっているつもりだけど、受験生にとってはマイナスの方が多いと思うな。」


「そうかあ。じゃ、大学に入るまではTwitterやLINEはやらないようにするよ。」


息子の場合は、大学受験に際してTwitterもLINEもやっていませんでしたし、ネットサーフィンすら余りやっていなかったと思います。


高3になってから、時間を潰さないために、PCは居間でしか使わないようにしていました。
自室には持ち込まないようにしていましたね。


家内が何かサジェスチョンをしたのかもしれませんが、私は聞いていません。


今流行りのことをしないことについては勇気が必要です。
どれだけ自分をコントロールできるかが勝負です。


息子は、たいした能力もなく、たいして勉強もできませんでしたが、自分をコントロールするのは上手だったと思います。
勿論そういう人間になって欲しいと思い、小学生の頃から見守って来たわけですが。


平凡な能力しか持ち合わせていなくとも、自己コントロール力を持っていると、達成感のある日々を送りやすいですし、ストレスをうまく逃がすことができます。


「君がストレスを感じるのはどんなとき?」

「試験勉強しているときかな。」

「それ以外では?」

「特にないなあ。結構楽しくやっているからね。」


それは結構。笑