振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

予備校か宅浪かがよく言われますが

このテーマは常々取り上げられていますね。


これに対する私の持論は「人による」というものです。


自宅、図書館、有料自習室等を利用して宅浪をした方がいい人は、勉強法が確立されており、自分を律することができている人ですね。


対して、勉強法が確立されていない人、さぼり癖のある人は多少通学に時間を要しても予備校に通った方がいいでしょう。
通学時間が勿体ないと言うのであれば、アパート暮らしをすべきでしょう。


陥り勝ちな誤った選択は、アパート代をケチって、結局多浪を重ねるということです。
人の一生の中で1年というのは本当に貴重なものです。


自分がどちらに向いているか試してみてはどうでしょうか。
今から2週間位とことん勉強してみてください。
1日最低でも10時間以上勉強ができた人は、宅浪しても問題ないと思います。
1日でも10時間を下回るようであれば、例え2週間で140時間以上勉強できていてもよくよく考えた方がいいですね。
ムラがある人は宅浪に向きません。


次に勉強法についてですが、これは謙虚に自己判断してみてください。


合格できない原因は、受験勉強期間の短さ、1日当たりの勉強時間の短さ、勉強法の誤り、メンタルの弱さ、志望校の難易度が自分に合っていない、受験勉強を始めるまでの学習履歴がイマイチ、といったことが考えられます。
このうち、特に勉強法に自信が持てない人は予備校に通うべきですね。


自分に都合のいい理由を見つけて誤った選択をするといったことがないように十分気を付けて下さい。