下剋上受験を観て思い出したこと
何気に観てしまいました。
と言っても10分程度ですが。
TOKIOの山口君や成海璃子ちゃんがやっていた中学受験ドラマを思い出しましたね。
「受験の神様」はかなり真剣に観ていました。
息子の中学受験の時期に近かったものですから。
ラストシーンでは不覚にも涙をこぼしてしまいました。
実は私も中学受験の際に息子に勉強を教えていました。
塾に通いはしましたが、1年間も通っていません。
ただ、下剋上受験みたいにガンガンは勉強させていませんでしたね。
もっとゆったりした感じでした。
平日朝晩の勉強時間はそれほどの時間ではありませんでした。
土日はそこそこやっていました。
受験対策というより基礎的なことを随分重視していましたね。
それがスムーズに中学の勉強に繋がったように思います。
小6になって塾に行くようになってからの私の作業というと、どれだけ塾の勉強を間引くかということでした。
塾から指定された通塾日を1日間引き、遊びの時間を確保しました。
4日行くところを3日にしたと記憶しています。
足りない分は自宅でフォローしていました。
塾から出された宿題や復習用問題も全部はさせずに、これも間引いていました。
息子の塾での当日の出来をその日の夜のうちに私が見て、出来ているところと出来ていないところをチェックしました。
出来ていないところを中心に復習させ、十分できているところは飛ばしたわけです。
また、出来ていないだけでなく全く理解できていないなと思える問題については、私が一から教えました。
塾に通い始めたのが遅かったので、どうしてもそこそこの穴はあったのです。
何よりも嬉しかったのは、
「お父さんと勉強してたのは楽しかったよ。」
と、後になって言ってくれたことですね。笑
ということで、中学に入ってからも暫くはいい雰囲気で教えていましたが、そのうちに止めました。
その頃には定期テスト対策を中心に自分で勉強できるようになっていましたから。
今でも勉強に対する抵抗感がほとんどない息子ですが、これは小学校時代に培われた力だと思います。
いつでもスーっと勉強に入れます。
息子の場合、小中高と勉強に対してはガツガツ感は余りありませんでした。
唯一あったのが、まさに今、センター試験から二次試験までの間です。
大学受験を終えたある日のこと。「お父さんのお蔭で、最短距離を走ってこれた気がする。僕、感謝しているよ。」
と言われた時は胸にグッと来るものがありました。
もっと高い成果を上げられたご家庭があると思います。
我が家は、これが精一杯でした。
人に誇れるほどのものはありません。
しかし、気持ちよく終えることが出来ました。
今も家族三人で余韻を味わうことが出来ています。
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