振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

親、子、孫

土曜日の夜は家内と近場で外食をしました。

最近気に入っている割烹屋さんのカウンターでゆっくりとした時間を過ごしました。


家内にとって私は格好の話し相手のようで、本当に楽しそうでした。



普段は物静かな家内ですが、私といるときはよく喋ります。

この時も大学時代の友人の話を楽しそうにしていました。

多分、私は聞き上手なんでしょうね。笑



さて。自宅に戻ってから、80歳をとっくに過ぎた両親に電話しました。

毎週1度は必ず電話します。

これは何十年来の私の習慣です。


息子もたまに私の両親に電話をしてやってくれているようです。


実は、息子が受験の時も、このペースは変わりませんでした。


我が家というか、私自身が、「今受験だから親への電話も減らす。」といったタイプの人間ではないのです。


息子も長年私の息子をやっていますので、右に倣えです。


我が一族は、そもそも、親族間の仲がかなりいいのです。


周りの息子に対する支援感は半端がないように思いましたが、「頑張りなさいよ!」といった何の意味も持たない激励はしません。


静かに熱く応援するといった感じです。

かける言葉も心に響く言葉であったように思います。


息子もそんな親族の熱い思いをエネルギーにできていたことは間違いないところだと思います。


親族に限らないのですが、エネルギーになるような応援を周囲からされると、最後の最後に受験生本人は力が出せそうな気がします。


ですから、息子は今でも親族に対して感謝しており、優しく接しているのだと思います。


これは受験に限らないことです。