振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

神戸にて考える

短いですが、充実したお盆休みを送っています。


時折仕事の電話がかかってきますが、さほど重くなくてホットしています。

メールとオフィスへの電話(伝言)は基本的にスルーしています。


休暇の取り方はかなり重要です。

超急ぎ、重要クライアント案件以外は無視します。

貴重な休暇は、ゆっくりと体を休めるなり、リフレッシュ度合いを高める必要があります。



私の両親とはちょくちょく会っていますが、息子が実家に行くのは高2以来です。


親子3人で墓参りをしました。


私の両親は80歳を超えていますので、息子と合う話題がなかなかありません。

でも、私と息子が話す内容をニコニコしながら聞いていました。


ただ、オリンピックは共通の話題として十分な役割を果たしてくれました。

タイミングがよかったです。


私は30代の半ばから両親に仕送りしていますし、会うたびに小遣いを渡していますが、今回は、私が渡したのとほぼ同額を祖父母がそれぞれ息子に小遣いとして渡していました。

まあ、生活に困っているわけではないので、彼らの好きにすればいいのですが、苦笑です。


息子としては、東医体で随分出費したようですので、ピンチに救世主状態だったようです。


お盆が終わったら、私からカンパをしてあげるつもりでしたが、

「小遣いもらったからカンパはいいよね。」

と言うと、

「しまった!もらった金額を半分ぐらいに言っとけばよかった。」

と、せこいことを言っていました。

これを聞いていた家内は、

「もらった金額をごまかしちゃダメだよ。」


(そりゃそうだよね。君は母親として正しい!)


「もらった金額じゃなくて、使った金額をごまかさなくちゃ。」


(おいおい、そっちかよ!)


確かに売上より経費をごまかす方が税務署はうるさくないけど・・・

おいおい、そういう問題じゃないだろう!



実家を出た後、昨日は神戸のホテルオークラに泊まっていました。


家内は美術館へ、私はホテルのプールで泳ぎまくっていました。

息子は、部屋で読書とオリンピック観戦です。


夜は神戸牛を堪能し、早めに休みました。


今日のお昼はランチクルーズで楽しみました。

神戸から淡路島近くまでのルートです。

この船旅もその他の旅程でも、息子と同じような年齢の子供と両親の組み合わせというのは一度も見ませんでした。


この歳になっても親に付き合ってくれる子供というのはレアなんでしょうね。

こうやってゆったりとした時間をともに過ごしてくれただけで「君は親孝行だ!」


さて、帰路につきました。

明日からまた仕事を頑張る元気が出てきました。


何ともしまりのないユルユルのお盆でしたが、これはこれで幸せ気分です。


受験生の諸君、そして親御さん。

来夏はきっとゆったりしたお盆休みを送れるはずです。

いやいや、是非そうなれるように親子して頑張って下さい。