振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

親は医学部進学を希望していたか

私は医師ではありませんので、医師の世界のことはよくわかりません。

ただ、他の業界と同様、仕事上のお付き合いもありますし、医師の知人もいます。


その意味では、一般的な親御さんより理解はしやすい世界です。

全く異なる世界ですが、公認会計士の世界よりはわかります。


この程度の距離感ですので、親として子供に医師になって欲しいと思ったことはありませんし、今でも、大学の研究者や医系技官、民間の研究者なども進む道としては十分あると考えています。


まあ、要するにいい加減なわけです。


子供はというと、医学部を志望した時点で、臨床医になりたいと言っていましたし、特定の診療科目をあげていました。

臨床医になるに当たっても、彼なりに理想とするところがあるようです。


勉強ができたから医学部を目指したという人がいるそうですが、子供の場合は違います。

そもそも、医学部を志望し始めた時期の子供の成績はお世辞にも勉強がよくできるといった感じではありませんでしたので。


また、親戚に医師は何人かいますが、両親が門外漢なので、跡を継ぐ必要性もありません。


従って、過去においても、今後においても子供の将来に制約はありません。



私自身継ぐべき家業があったのですが、両親、特に父親の絶大なる寛容さから自由に人生を生きてきました。

従って、子供にも自由に生きて欲しいです。

もちろん、将来生を受けるであろう孫についても同様に考えるでしょうね。



こういう環境にある我が家ですので、時として、こだわりのなさ過ぎる記事を書いてしまうことがありますが、ご容赦いただきたいと思います。