振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

京大医と岡山医に進んだ友人

私の友人の中で医師になった同級生というと、2人の顔がすぐに浮かびます。


1人は高校の同級生A君で、京大医学部に進んで医師になっています。

現在は京大医と繋がりの深い国立大学で研究者をしています。


A君は高校では断トツでトップでした。

性格もよくて、勉強方法について教えてもらうこともありました。

絵にかいたようなエリートですね。



もう1人の友人B君は、小中の同級生です。

この友人の場合は、精々がクラスで5番と言ったところです。

かなり田舎の公立小中ですから、勉強ができたというほどではありません。

勉強よりスポーツといったタイプの子供でした。

私と悪さを一緒にやって、しょっちゅう担任にしかられ、殴られることもありました。


B君は地元の高校に進学し、その後現役で岡山大学医学部に進みました。


進学した高校は、当時は何年かに1人程度東大・京大の非医の合格者が出るといったところでした。

私は背伸びをして別の高校に進学しました。


にも関わらず、A君が岡山医に現役合格できたというのは凄いです。

余程高校で頑張り、成績が伸びたんでしょうね。



私も息子も後者のタイプだと思います。

中高では特に秀才と評価されることなく、最後の最後に伸びてまずまずの大学に進学することができました。


息子は国立医学部に合格して、先生にも同級生にも驚かれたそうですが、私の場合も似たようなものでした。


世の中で難関と言われている大学には、秀才型と凡才・爆発型が混在しているのかも知れません。


コツコツ勉強しながら最後に爆発する。

多くの受験生の成功パターンはこういったところではないでしょうか。


最後の最後に爆発するために、ここは踏ん張りどころです。


受験生の諸君!

頑張れ!