振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

息子との会食断念&受験生の山と人生の山

家内が関西の方に1週間余り出掛けるというので、私はむちゃ暇になってしまいました。


そこで10日に息子のアパート近くまで出掛けるので一緒に夕食を取らないかと誘ってみました。


祝日出勤をして少々溜まっている書き物のためにオフィスに出て、夕方まで仕事をした上で、息子に会いに行こうとしたわけです。


こんなことを書くと、仕事ばかりやっているように思われ勝ちですが、先日の土曜日はゴルフをやっていましたから、一概には言えません。



さて。

息子からの回答は、「翌日試験なんでちょっときついかな。日曜ならいいけど。」でした。


息子からのありがたい提案。

しかし、それでも試験の前々日の会食かあ。



息子に会いたい気持ちは山ほどあるけれど、流石に試験直前ではねえ。


丁重にお断りし、またね、ということにしました。



その代わりと言ってはなんですが、近々開かれる先日亡くなった私の知人の偲ぶ会に息子も誘ってみました。

ご近所でもあったので、息子はこの知人に物凄く可愛がってもらっていたのです。

私が知らないうちにお家に遊びに行く約束をしたりしていましたからね。



さて。

最後にもう一言。


医学部は入ってからが大変とこのブログでも何度か書いています。

息子を見ていても正直そう思います。

試験だらけですしね。


しかし、自分がなりたい医師への登り坂を確実に登って行ける充実感を味わっていることも事実です。

充実感が半端ではないのです。


これは、今は某医療法人の理事長をしている義兄も息子に言っていました。


医師に限らず難しくて高度な仕事をしている人は、ほとんどの人がそう感じているものです。


山はいくつもあります。

しかし、本当に踏ん張らないと乗り越えられない山は今あなたの目の前にある大学入試という山です。


この山さえ乗り越えれば、いや、乗り越えることができたあなたであれば、次のもっと高い山もきっと乗り越えることが出きるはずです。


頑張れ、受験生!