振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

息子に伝えたかったこと

受験勉強や日々の生活の中で、息子に伝えたかったことは色々とあります。


「失敗したと思った瞬間に失敗が確定する。」


「人生、どんな失敗があったとしても、命まで取られることはない。命がある限り、まだまだいろんなことができる。」


「自分をもっとも勇気づけられる存在は自分自身である。自分をコントロールできる人間ほど強いものはない。」


「必要な受験勉強とやりたい大学の勉強とでは雲泥の差。」


「反省はすれども後悔はせず。」


「人と比較する前に、昨日の自分と比較しよう。成長していれば、それでいい。」


「辛いときほど笑ってみよう。」


「周りの人に対するちょっとした優しさが、自分に余裕と成長をもたらす。」


数え上げればキリがないのですが、様々なことを相応しい場面場面で息子に言ってきました。

まあ、それが父親の役割だと思ってきたものですから。


今ではもう大人になってしまった息子に、あれこれとアドバイスするつもりもないですが、悩んでいる息子の背中をときには押してあげたり、歩みが止まってしまった息子に元気になる言葉をかけてやりたいと思っています。


こういったことが本当の親の喜びであるように思います。