振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

国公立医学部の選択

息子の第一志望校は国立でしたが、どのような経緯で決めたのか私はよく知りません。


勿論私や家内はその決定に全く関与していません。


確か高2の始め頃に決めたと記憶しています。

「志望校○○に決めたから。」といった感じで報告を受けただけです。


我が夫婦のコメントは「ふーん、スゴいとこ狙うんだね。」とあっさりしたものでした。


まあ、3年生になったら志望校は変わるかもという気もありました。

志望校を決めた頃の実力では到底無理だとわかっていましたから。


その後、部活の先輩がお先に同じ大学に入ったものですから、尚更やる気になったように思います。


一応、他の国公立医学部の科目毎の配点やセンターと二次試験の配点割合、各科目の出題傾向を見ましたが、特に他に息子に合っていそうなところもありませんでしたので、他大学を勧めたようなこともありません。


国公立でなければダメ、という条件であれば、もう少し難易度の低いところを無理にでも狙わせたと思いますが、私立医学部でも学費が比較的安いところであれば、多少私の人生設計を変更すれば何とかなるかなと思い、レベルダウンを求めませんでした。


現役での国公立医学部合格を目指すのであれば、息子の実力ですと確実に地方医学部を勧めたと思います。


息子は第一志望に合格したいという思いを強く持っていましたが、他方で現役入学したいという思いもそれなりに持っていました。

ということで、私立医学部の受験校については随分頭を悩ませました。


これについては次回。