振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

ケアレスミス多発は重症

模試や入試本番では、どうしてもケアレスミスをすることがあります。

多少は仕方がないものの、頻発する場合は考え方を改めた方がいいと思います。


未習単元や苦手単元があって点数を落とすのはやむを得ません。

それに対策は簡単に取れます。


しかし、ケアレスミス多発はかなり重症です。


学力のベースのところが欠けているか、試験適応性がない可能性があります。試験の受け方が悪いとも言えるでしょう。


ケアレスミスがなければ後何点取れた、と言っているうちは、いつまでもケアレスミスはなくなりません。

そこには真の反省がありませんものね。


息子の場合、小学生から中学生にかけて、結構私が目を光らせていました。

模試の解答を見てケアレスミスを発見した場合、どういうトレーニングをすると、この手のケアレスミスが避けられるか、といったことをアドバイスしていました。


さすがに中学高学年からは、口出しすることはなくなりましたが、ケアレスミスはあまり出ていようでした。


ケアレスミス予防が習慣化しているといいですね。

これこそ、基礎学力だと思います。