振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

焦った親の話は聞けない

自分の親がどんなにいいことを言ってくれていても、焦った状態、慌てた状態で言われた場合は、受験生自身はまず聞いていませんね。

聞こえても合点が行っていません。


それは当たり前の話ですよね。

本当に自分に対する適切な助言とは聞こえないのです。

単に親の不安の発露としか聞こえないわけですね。


この気持ちはよくわかります。


仕事で部下を持っている人であれば経験することだと思います。


部下は誰もそんな状態での助言は聞いていませんよ。

ああ、また始まった、といった感じですね。

部下に助言をするどころかなめられてしまっています。


子供さんは本当に頑張っているのです。

そんな子供さんに対して深い考えもない叱咤激励をすること自体失礼だと思います。