振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

5月、息子の受験勉強はまだ始まっていなかった

今日は泊まりで仕事です。

なぜだか立ち食いそばでの夕食になってしまいました。苦笑



さて、本日のテーマです。


このblogでは色々と偉そうなことを書いていますが、実は息子の受験勉強は、この時点では始まっていませんでした。


息子は高3の6月後半から本格的に勉強しだしたわけです。


高3になった息子はそれまでと特に変わることなく楽しく高校に通い、部活に精を出していました。


その時の私の気持ち。

ジリジリ、ジリジリとした気持ちです。



我が息子、これから一体どうなってしまうんだろう。


息子のことを信じていた?

いやいやそんなはずはありません。

もし信じるのであれば、それなりの根拠が必要だったはずですが、全くありませんでした。


何もなかったのにどうして静観できたんでしょうね。


一つは、私自身余りにも上がり下がりの人生を送ってきたことから、世間一般のエリートストーリーにさほど興味を持っていなかったこと。


もう一つは、息子に対して期待していなかったこと。

顔を見ていても、さほど勉強ができる雰囲気ではない。

息子の名誉のために言いますと、割りと男前なのですが、所謂男らしい顔ということでインテリっぽさは感じないわけですね。


もう一つは、息子のこと自体結構好きだったものですから、他の人との比較、といった感覚がなかったわけですね。

第一回駿台全国模試の位置付け

5月28日に第一回駿台全国模試がありますね。


浪人生にとっては重要な試金石です。

この模試での偏差値がこの一年間において最も高い偏差値になる可能性が高いと言えます。

もちろん今後も力はついて行くのですが、現役生の追い上げがあるため、偏差値は伸びません。


志望校として書いた医学部すべてがC判定あるいはそれ以下であれば、志望校の変更か非医を視野に入れるべきでしょう。


浪人生がここから偏差値・判定をあげることは至難の技です。



対して現役生の場合。

現時点でE判定でもまだまだ可能性があります。


ただ、ボーッとしていてはなんともなりません。

目先の課題のクリアだけではなく、ゴールをどれだけ意識できているかがポイントです。


日々こなすべき問題集を列挙し、こなすペースをイメージするだけではダメでしょうね。

勉強方法~私の考察3

夕方、家内の仕事場の近くで待ち伏せをし、一緒に食事をして帰宅しました。


家に帰ると、「未来の日本に伝えたい名曲100選」などという渋い歌番組をやっていました。

二人で真剣に思い切り口ずさんでしまいました。

これが結構楽しかった。

大声で歌うとスッとします。笑


特に大学受験の頃に流行っていた歌を聞くと、ちょっと切なくなります。でも懐かしい。


今年流行っている歌。

来年、皆さんの桜が咲けば、きっと皆さんの思いでの歌となります。



今回は英語について。


息子の英語の偏差値は駿台全国模試で60程度だったと思います。

この成績は医学部受験生としてはかなり不足していると思います。

一連の模試が終わったあと、本番までに多少は力がついただろうとは思いますが、いずれにしろ不得意科目に位置付けられます。


対して私の場合は、受験時代、同じく駿台模試(あの頃は全国模試と判定といった形で別れていませんでした)で、コンスタントに70以上でした。

あの頃は2~3か月に1回は駿台模試がありましたね。


親が得意な科目は、子供に勉強法を教えるのは難しいところがあります。

なぜなら、何をどのようにやったから得意になったのかがよくわからないからです。


結局のところ、英語の勉強法については、個人塾の先生に任せることとしました。


将来的に活かせる英語力はつきませんでしたが、国立・私立ともに受験する予定であった大学の過去問を始めとした対策は十分できていたことが合格の大きな要因でした。


しかし、少し残念な気持ちは残っています。

英字新聞が気軽に読める、英米人と気軽に話せる程度の英語力は身につけて欲しかったものです。


おそらく息子の場合は一生使える英語とは縁がなさそうです。