振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

教育費に関する妻の感覚

テレビ番組で教育費が取り上げられていたのをきっかけにして、家内が私に息子の教育費の話をしてきました。


「世の中の親御さんて、子供に物凄く教育費をかけてるよねえ。」


我が家はそんなにかけなかったよね、と言うのかと思っていたら、

「うちも結構かけたよねえ。」



家内は、とある予備校でアルバイトをしています。


その予備校における平均的出費を聞きましたが、当然と思えるような金額でした。


ところがケチケチな家内からすると、結構な金額に思えたようです。


実は我が家は教育費にそれほどお金がかかっていません。


まず、息子は中学受験をしましたが、小学生の時、塾はほとんどいっていませんので、公立中に進学された子供さんと小学生時代の教育費はあまり変わらないと思います。


私立中高に通いましたので、6年間で350万円ぐらいの授業料は払いましたが、これまた塾には余り通っていません。


大学は国立ですので、比較的授業料も安いと言えます。


家内本人の学生時代の方がかかっていたはずです。



教育費と名のつくお金は中高の授業料以外は全て私が払っていたので、よくわかっていないのでしょうね。


まあ、オール公立で塾など通ったことがない私との比較であれば、確かに息子の場合はある程度教育費がかかったと言えなくもないですが、おそらく彼女はそんな比較をしているのではないと思います。


人にかけた費用は高いと思うけれど、自分にかかった費用は忘れてしまうものかもしれませんね。


そういうと、息子の大学より、今家内が通っている大学の方が、学費は高いはずです。苦笑