振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

私立医学部受験、連戦の大変さ

私立医学部を受験する場合、1校だけ受験する人は少ないですよね。


統計的な数字を見たわけではありませんが、10校近く願書を出し、一次と二次がバッティングしない限り全て受験するという猛者もいるようです。

これに新幹線や飛行機の移動があるとなれば、なお大変です。


まずこのような連戦がきく体力と精神力を有している人は尊敬に値します。

上滑りすることなく、是非しっかりと受け続けて欲しいものです。


息子の場合、私立については5校出願し、4校受験しました。

一次試験日と二次試験日が重なってしまったところが1校ありました。

何とか両方受けられないものかと一瞬考えてみましたが、到底無理でしたね。


あと、上記の私立が全滅の場合、Ⅱ期試験を1校追加で受験するつもりでした。



これ、私の持論なのですが、「準備をすればするほど、その準備が不要になる。」というものです。


息子の大学受験においても、そういう面はありました。


他方、心配しすぎることは止めました。

息子のことをとことん信じる、何てことはしませんでした。

息子の合格をひたすら信じる何てこともありません。


私は、仕事上、誰からも前向きだと言われています。

弱音を吐くことなど全くありません。

しかし、ダメなものはダメですし、リスクがあるものはリスキーです。


無理に信じようとすることは、リスク計算ができなくなってしまうのです。


信じることより、今何をやってあげることが出来るかと考える方がよほど建設的だと思うのですが、いかがでしょうか。