振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

子の教育は親を高めることにつながる

子供や後輩、部下を教育したり、導く立場に立つと、自ずと自らの襟を正したり、客観的に見るようになると思います。


こういう可愛い目下の人たちがいるときは、自分自身も頑張れているような気がします。


仕事の面でも、メンタルな面でも自分がしっかりできているように思います。


長らくこのことに気づいていなかったのですが、最近になってやっとわかってきました。



そこで、最近は目下の人たちの面倒を買って出ることが多くなりました。


そして、私の見立てはどうも正しかったなあと改めて実感しています。


私と比較させてもらうのは僭越ですが、教育者に立派な人が多いのは、元々立派だったというより、教育者としての立場が、その人を成長させているのかもしれません。



息子にかけていた数々の親としての言葉は、結果として私自身にもかけていたことになるのかもしれません。


息子がいなくなっても、色んな人の面倒を見ることで私自身成長し続けたいと思った次第です。