振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

女性の再挑戦

ふと昔のことを思い出してしまいました。


私は、学生時代の友人と今でも頻繁に会っている人が多い方だと思います。年に3回以上会う人が10人を超えます。


学生時代親しかったある友人と私は、それぞれ1学年下の女性と親しくお付き合いしていました。

4人で旅行に出かけたりして楽しい青春時代を送りました。


友人の彼女は、大学を卒業した後その友人と結婚したのですが、どうもうまくいかなくて離婚してしまいました。

その後、彼女は再受験し、国立医学部に進んだのち、医師になりました。


私が親しくしていた彼女は、一旦一流会社に入社し、その後、医師と結婚しました。

それで終わりかと思っていたら、その後奮起し、公認会計士になりました。


人間関係をある程度示さないと、彼女たちの奮起の度合いを理解してもらえないと思い、少々具体的に書いてしまいましたが、私が言いたいなあと思ったことは、「女性の再挑戦」には素晴らしいものがあるということです。


現状に満足する選択肢も十分あったように思いますが、自己実現のために頑張ったのだろうと思います。


上にご紹介した2人の女性は、押し出しの強い人というより、むしろ、穏やかで、やさしくて、素敵な女性たちでした。

一見普通の人が、強い芯と強い信念を持っていたということですね。


彼女たちが再挑戦した時代は、すでに30年近く前のことですから、時代が変わって今現在であれば、もっともっと女性の再挑戦があってもいいのだろうと思います。