振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

オープンキャンパスは高2のうちに

オープンキャンパス、学校説明会、学園祭といったものは、高2のうちに出かけておくべきものだと思います。


高3になると、説明会等に出かけている余裕がありません。

受験勉強の合間に息抜きを兼ねて参加すればいいと考えているのであれば、それは間違いです。


高3は結構忙しいです。

模試の回数が増えますので、これに加えて無理に説明会等の予定を入れると、体力的に問題があります。


国立専願の人は、訪問すべき大学が少いでしょうから、ここでは除きます。


私立を受ける人は、できるだけ見ておいた方がいいでしょうね。

受験日に初めて大学を見る、といった力の入れ具合ですと、足元を掬われると思います。


高2で大方の大学を見ることができていれば、高3で念のために再度訪問とか、1校追加といった感じでこなせます。


では、早ければ早いほどいいかというと、あまり早いと本人にはピントこない可能性がありますね。

受験を現実のものと受けとめることができていない時期ですから。


ただ、こういった考え方もありますね。

それは、医学部に対する漠然とした憧れがあるとき、医学部を進路先として検討しているときなどに、医学部ってどんなところかを早めに見てみるのもいいと思います。


ただ、この場合は、大学情報をしっかりと吸収できるだけの素地が本人にありませんから、同じ大学に2度出向く必要があるかもしれません。