なかなか朗報が届かない
平成29年度の医学部入試もそろそろ終焉を迎えるところでしょうか。
補欠繰上待ちの受験生の皆さんは、まだ朗報が来る可能性がありますね。
月末ぎりぎりまで可能性はあります。
大学によっては4月始めまで繰り上ります。
息子の周りの人たちからなかなか朗報が届かず、流石に医学部受験を断念する人たちが多くなりました。
残念なことですがやむを得ませんね。
皆さん本当に努力されていると思います。
家内から、あるいは、息子から、お友だちのことを聞くことが多いのですが、皆さん頑張っておられると思います。
ただ、本当にやり方が合っているのかと疑問に思うことが時としてあります。
よそ様の大切な息子さん、お嬢さんのことです。
しかもアドバイスを求められているわけでもありません。
口出しは難しいですね。
ちょっと修正すれば、くっと伸びそうな気がするのですが。
ある程度進め方を把握できている知人の受験生の残念な結果については、歯がゆい思いと共に、残念な思いで一杯です。
大学受験をする頃の人間はかなり頭が活性化しています。
我々ではとても付いていけません。
対して方法論については、かなり単純です。
例えば20歳未満で強い自己コントロール力を持っている人などいるはずがありませんからね。
戦術・戦略も今一です。
「大人」の力を上手く利用できていない人が多いようです。
大人の力を利用することが得意な人は、受験においてもそれ以降もとっても楽です。
たまたま、自己流で合格する人がいますが、みんながみんなそんなにうまく行くものではありません。
方法論さえ間違わなければ・・・、という受験生が世の中に充満しています。
今の1.5倍の時間勉強することは難しいでしょうが、今の1.5倍の効果的な勉強は可能だと思うのです。
そのための努力を皆さんはしておられるでしょうか。
自分を謙虚に見つめて検証されてはどうでしょうか。
話が変わります。
医学部受験を断念した受験生の中に、薬学部や歯学部に進学される人がいますね。
これらの学部は実は医学部とはかなり違います。
にも拘らず、こういった学部に進学されるのは、医学部への思いを断ち切りがたいからでしょうか。
本当に別の道を歩むのであれば、理学部や工学部といった学部の方がむしろ切り替えができていいように思います。
残念な結果であった場合、私は息子にそう勧めるつもりでした。
医学以外に息子が興味を持っていたジャンルを知っていましたので。
歯学部は医学部とは根本的に異なります。
薬学部はもっと異なります。
近そうで逆に遠い学部です。
人生、後ろ髪を引かれながら前へ進まなければならないことはあります。
しかし、20歳未満でそんな人生を送ることは物凄く勿体ないことのように思うのです。
ちょっと書きすぎました。
申し訳ありません。
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