振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

息子が高1になった頃にある人に送ったメール

息子が高1になった頃にある人に下記のメールを送りました。
少し長文になります。
医学部受験には余り関係ありません。


*****
○○様
 △△です。

 以前お会いしてから2年半ほどが経つでしょうか。お久しぶりです。

 今回は嬉しいお知らせをありがとうございます。
御嬢さんの□□大学医学部合格おめでとうございます!
御嬢さんは確か現役だったはずよね。すごいですね。

これでお父さんから手が離れてしまったのでしょうか。ちょっと寂しいですね。



   わが息子は学校生活を謳歌しています。
毎日が楽しくて仕方がないようです。
なかなか家に帰ってきませんし、休みの日は友達とボーリングに行ったりカラオケに行ったりしています。

この春から高校生になりましたが、いまだに私ともボーリングに行ったり、漫画喫茶に行ったりしています。
といっても、とっくに親離れをしており、私が子離れできていないだけですが(苦笑)。

 
 学力は大したことがないですが、素直に育ってくれており、精神状態も常に落ち着いていて、親にも色々と外での話をしてくれます。
息子と過ごす時間はかなり快適で楽しいです。


 先日、息子とYゼミナールの(見学というより)見物に行きました。
まだ予備校通いは早すぎると思っていますが、今のうちに予備校事情・受験事情などについて勉強しておこうと思ってのことです。
教務の説明で、「MARCHについては・・・」と言われた息子は、「マーチって何? コアラのマーチなら知っているけど。」とボケをかましていました(笑)。

 
 息子の小学生時代と違い、私もそこそこ忙しくなったものですから、勉強の面倒を見てやれるのは日曜日ぐらいになりましたが、今は、一緒に英文読解、リスニング、数ⅡBなどをやっています。
教えているというより、一緒にやっているだけという感じですが。何せ私にそれほど力がないものですから(苦笑)。


 息子は ○月に海外にホームステイをしに行きました。
出発前日にホームステイ先が変更となり、少々ドキドキしながら出発しましたが、少し成長して帰ってきました。


 相変わらず、国語力に難がありますが、最近はよく本を読むようになりました。たいていが軽いものですが、私と同じ本を読んで、どこが面白かったなどと話をしていると楽しいです。家内も、付いて行こうとして同じ本を読んでいますが、全く追いついてきません(苦笑)。


 そうそう、息子は、以前は「本屋さんになりたい」「特効屋(映画関係)になりたい」「グラフィックデザイナーになりたい」などと妙なことを言っていた時期もありましたが、国家公務員を経て、最近では「心理カウンセラーになるか天文学を勉強したい。」といったちょっとまともなことを言い出しました。
これから、どんな職業や進路先を言い出すか楽しみです。

最後に。御嬢さんが充実した大学生活を送られることを祈念しています。

また、機会がありましたら。
*****


このメールは、以前ブログでたまたま知り合ったお父様に対して久し振りに出した近況報告のメールです。


この頃はというと、息子は医学部のイの字も言っていなかった時期ですね。


何だか懐かしいです。


息子とそれなりにいい距離感でいられたという記憶はほぼ間違いないようです。
少し記憶違いだったのは、高1の始め頃はまだ一緒に勉強していたのですね。てっきり中3までだと思っていました。
高1の6月頃まで一緒にやっていたのかもしれません。


できるだけ息子のことをゆったりとした気持ちで見守ってあげたいという当時の気持ちが今の自分にも伝わってくるようです。


少し懐かしい思いに浸ってしました。苦笑