振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

国試の合格率を志望校選びの際に考慮するか

本日はズバリのテーマです。


こういったテーマが医学部受験ブログで取り上げられていることは少ないですね。


私は、国立の場合は考慮する必要がなく、私立の場合は考慮すべきだと思います。


国立の場合は、合格率にばらつきが少なく、誤差の範囲と見られるからです。

少なくともその差は、大学の国試支援態勢とは無関係だと考えられますね。

なぜなら国立の場合は、そもそも支援態勢がさほど取られていないからです。


対して私立の場合は大きく異なります。

難易度や学費が同じであれば、国試合格率の高い大学の志望順位を上げるべきでしょう。


国試を2度受ける可能性が高い大学に進むと、それだけ学費や生活費がかかりますからね。


このことは留年率についても言えます。

留年率が高いとストレートで卒業しにくくなりますので、これも学費が多くかかります。

また、留年するデメリットは金銭面のみでは推し量られません。


医師になるのが目標である以上、国試に合格しやすい大学かどうかは当然考慮すべき要素ですね。