振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

模擬試験のスケジュール

学校からこんなものもらったんだけどなあ。

と、息子が高3の間に開催される主要な模擬試験のスケジュールを家に持って帰ってきたことがあります。


どう思う?


どう思うったって、君はどうしようと思ってるの。


しょっちゅう模試ばかり受けてるのは、以外と勉強にならないんだよね。


どれぐらいの間隔がいいのかな。


1か月1回ぐらいかな。


夏休み明けからは、結構いろんなのがあるよね。センター模試もあるし。


そうかあ。月1じゃ足りないね。

でも、短くても2週間は空けたいな。


受けた方がよさそうな模試をチェックして、整理してみたら。


その上でエクセルで整理するか。

こんな感じになったけどどう思う?


どうかな。直前に模試を入れすぎじゃない?

この期間は1つ減らして地道にセンター対策やってた方がいいでしょう。


この辺りも詰まってるね。

全統医進模試は受けた方がいいんだけどなあ。


この辺りで体調崩すと厄介だからな。

他の医進系模試も受ける予定だから飛ばした方がいいと思うね。


なるほどね。

じゃ、とりあえずこんな感じで年間計画立てて、様子を見て微調整するよ。


それから、会場が選べる模試は、できるだけ大学を選んだ方が、雰囲気に慣れていいんじゃない!


なるほどね。


まあ、模試代のことはいつでも言ってくれ。


ありがとう!



てな、感じですね。

いつもこんな感じで息子はいろんなことを決めていたようです。

最後は息子自身が決めているのですが、私を鏡扱いにしていたんでしょうね。



息子との何気ないこういった会話は、息子の状況を把握できますし、ほんのちょっぴり私を頼ってくれているようで嬉しかったです。

まあ、会話ができれば、私としてはお笑い芸人や流行りのアーティストの話でも別によかったのですか。



そういうと息子は、父子の会話というのはこんなものだと今でも思っているのか、大学に入った後も以前と同じように話を振ってくることがあります。