振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

息子はどうして医学部だったんだろうか?

家内の友人のお嬢さんがCAとして採用されて、この春から東京住まいということで、遠方の親子に代わって我々夫婦がマンション探しをすることになりました。


その途中、大岡山駅に降りたときのこと。


昔来たよねえ。

理系だというから東工大なんかいいと思って学園祭に連れてきたけど、全く関心示さなかったよねえ。


息子は、「ここ嫌。」と一言。


何が嫌だったのかさっぱりわかりませんでした。


理系というから、東工大、早慶を考えてみたのですが。


正直に申し上げると、


東大は無理だろうなあ、

その他の国立となると東工大か。

それがダメなら早慶か。


割りと簡単に息子の進路を考えていたんですよね。


息子が高校1年生のときのことです。


その後高1の終わりに医学部に行きたいと言われて随分驚いたものです。


口には出さなかったものの、そりゃ無理だろうと思ったものです。


それから息子の医学部受験へのお付き合いが始まったのです。