振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

私立二次対策の時期

今夜はつい遅くまで仕事をしてしまいました。

つい先程自宅に着いたところです。

後輩と話をしていて、「こんなに遅くまで仕事をするなんてバカだよねえ。」とお互い苦笑です。



さて。本日のテーマです。


先日も書きましたが、私立医学部の二次対策を、一次試験に合格した後に始める人がいます。


国立併願組にとっては、これはちょっと問題があるかも。
この時期、できるだけ国立二次試験に集中したいものです。


従って、私立の小論文・面接にはできるだけ時間をかけたくない。
とは言え、確実に正規合格を取りたい。


とすると、早い時期に一度私立二次対策を軽くやっておくといいですね。


その時期としては、願書の準備をする時が一番いいです。


願書を書くときには、募集要項に目を通すだけでなく、大学案内の冊子にも目を通すはずです。
というか、目を通さなければなりません。
そのときに、その大学が意識するキーワードを抽出しておくのです。
これが、面接や小論文に役立つのです。


一度でも軽くやっておくと、私立の二次試験直前でも気持ちの余裕があり、私立対策はほどほどにして、国立の二次試験に多くの時間を割くことができます。
間違っても、私立の一次に合格してから、小論文の過去問や面接の質問事項を探し始めたりしないことです。
これは一番重要な時期の時間を無駄にしていることになります。


息子の場合、志望理由を書くときに割りとしっかりと考えて書きましたので、これを読み返したり、予め用意していた過去の面接の質問事項に対する回答を私の発問に対して答える形を取ったり、大学案内の印をつけた部分を再確認したりしていました。


加えて、共通の準備ですが、時事問題や医学テーマについて何度か目を通したことがある書籍で軽く知識を再確認していましたね。