振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

夏期講習の選択

夏休みは、駿台の夏期講習に通いました。

医系の数学、英語、化学、小論文です。


Z会の数学も本科と同様講習でも取っています。


数学はいつも重要視していましたが、医系数学は取らなかった方がよかったです。Z会のみで間に合いました。


内容に問題があったのではなく、予習に時間を取られました。と、息子が言っていましたね。


英語は、予備校で勉強することがなかったのですが、一度外の雰囲気も味わってみるということで出かけていきました。


化学は、この講習が本格的な勉強の始まりでしたね。

物理については、ほぼ完成していましたので、自学自習にしています。


小論文もこの講習が始まりです。

始めた時期としては、今でも一番よかったと思っています。

継続的に勉強するものでもないですが、一度この辺りでやっておくと安心です。


夏休みは、講習の取りすぎは危険ですし、かといって全く外にでないというのも、勉強のペースを維持しにくいと思います。

受験生本人に合ったスケジュールにしたいものですね。


夏休み後半はできるだけ講習を取らずに、家で勉強していました。

息子は、予備校で自習室なるものを使ったことがないのではないかと思います。

家と母親が大好きなんで。ただ、マザコンでは全くないですよ。笑



息子の場合、期末試験が終わった翌日から夏休みと見なして、猛勉強をスタートさせました。

早めにスタートしたのがよかったと思います。

7月中旬には既にかなりエンジンが暖まっている感じでしたね。


この約50日間の夏休みが、様々な意味で息子の受験を決定付けたと思います。

息子本人も後日そのように述懐していましたし、見守っていた私にもハッキリと感じ取れるものがありました。