振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

センター試験を終えて私が考えたこと~その2

続きです。


何年か前の息子のセンター試験の出来がイマイチで、前期受験校の再検討をしたときのこと。


第一志望以外に浮上したのは、金沢、岐阜、浜松医科です。


センターボーダーの点では問題がない。
特に金沢と岐阜は二次重視なので息子に向いている。


次に考えたのは二次の受験科目と配点です。


金沢は、数200、理200、英200、面接100です。


岐阜は、数400、理400、英400、面接(配点なし)。


浜松医科は、数200、理200、英200、面接150です。


いずれの大学も息子には少々不安がある小論文がない。


数理が得意で英語が苦手な息子からすると、英語が数理と均等配点なのはまずまずと言えます。
まれに英語重視のところもありますからね。


岐阜にはさほど強い印象はありませんが、金沢と浜松はいい町です。
親が足しげく訪問するにも問題ありません。


現役での国立医学部進学が絶対条件であったのであれば、より可能性が高いこれらの大学への志望校変更を具体的に考えたでしょうが(私自身は結構検討しました)、浪人OK、私立医学部OKでしたので、最終的には息子の意志に任せました。


センター試験の5日後辺りでしたでしょうか、予備校の得点集計が終わった頃に、私なりの詳細な分析結果をペーパーにして息子に示しましたが、息子は瞬時に「志望校は変えないよ。二次で頑張る。」と答えました。


私に異論があるはずがありません。
その日から志望校変更の話は一切出ませんでした。
息子と私との間ではその日その瞬間のみの話題となりました。


その後二次試験までは、親子とも全く迷いなく進みました


3校の願書と赤本は全く綺麗なままに残りました。苦笑
結果として、私にとってはお守り代わりとなりました。