振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

絶対合格できるという心理が合格を導く

よく「これだけやったんだから自分が合格できないはずがない。」と思えるほど勉強しなさい、ということが言われます。


私もその通りだと思います。


これには2つの意味があります。


絶対合格できると思えるぐらい勉強したということはかなりの程度量も質もこなしているはずです。
客観的に言って、合格に近づいているはずですよね。


もうひとつ重要なことがあります。
試験会場で「これだけやって来たんだから絶対合格できる。」と思って試験に臨むと、初見の問題を見ても慌てません。
自分ができなければ他の受験生もできないはずだと割りきれるものです。


絶対合格できるという自信は、本番で自らのベストパフォーマンスをもたらしてくれます。


親が子供の合格を盲信しても余り意味はありませんが、受験生本人はここからは盲信でも何でもいいので、自らの合格を信じることです。
そのためには、ここで手を抜くことなく、あらん限りの努力をしましょう。
今からやる勉強は穴埋めでもありますが、自信をつけるための勉強でもあるのです。


その意味でこの10日間は、何ヵ月か前の10日間と全く重みが違います。


頑張れ!受験生!