振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

親子のコミュニケーション

受験期と医学生になってからの親子のコミュニケーションについてお話します。



先ずは後者について。


息子とはたまにしか会いませんので、しっかりとコミュニケーションを取っているというほどでもないですが、同世代の父子と比較すると話している方だと思います。


今日は父の日のようですね。

先ほど息子から、「いつもありがとう」張りの陳腐なメッセージがメールで送られてきましたが、これはこれで嬉しいものです。


私自身はというと、父親にメッセージカードを贈りましたが、これは家内が手配してくれたものに私が書き、これも家内が手配してくれた品物と一緒に贈っただけですから、少々「値打ち」が違います。

心のこもり具合がブライスレスですね。


息子との会話の話題としては雑多なものも多いのですが、ここでは大学での勉強について。


息子が1、2年生のうちに、基礎医学・臨床医学、CBT(シービーティー)

・OSCE(オスキー)、マッチングといった様々な医学生用語についておおよその知識は得ていました。


そして、息子がどんな学生生活を送っているのか興味と関心を持ってきました。



息子は、大学の勉強について、会うたびに色々と話してくれます。

相手が自分の話に興味を持ち、最低限の知識も有しているとなると、話もしやすいのでしょうね。


まさか、大学生にまでなって、息子の勉強に口出しはしませんし、できもしませんが、息子が私に色々と話してくれてるのは、今も変わりません。



ふと振り返ると、大学受験期もそうでした。


やはりあのときも、私は大学や受験に関する最低限の知識を努力して得ていましたし、息子の進路に対しても強い関心を持っていました。


そんな父親に、息子も気持ちよく話ができたのかもしれません。


色々と話を聞き、息子の受験勉強の到達点とその後の予定について把握できていると、必要以上に心配することはなく、黙って見守りやすくなりますね。

親も知らないことには不安になりますから。


父の日。読書三昧の気持ちのいい1日を送っています。