振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

中高一貫校と現役合格

私の息子は中高一貫校に通っていました。


結論から言うと、公立高校に通っていたら、息子の受験勉強のペースでは到底現役合格できなかったろうと思います。

私は公立高校出身ですので、上のことは実感としてありますね。


息子は高3の6月まで部活をやり通し、その後8か月半の受験勉強を経て合格しました。


このようなことが可能であったのは、高校での授業で、高2の間に全てのカリキュラムを終え、高3で演習中心にやれたからです。


この点公立高校の場合は、高3でもカリキュラムの消化が必要ですから、演習量が絶対的に不足しますので、高2から本格的に受験勉強をやらざるを得ません。


公立高校で高3から受験勉強を始めて現役で医学部に合格した人がいるとすると、それは物凄いことです。

称賛に値します。

しかし、よい子は真似をしてはいけませんよ。


私立中高一貫校の場合は、5年間かけて残り1年間という時間を貯金しているようなものだと思います。


但し、多少無理はしますので、落ちこぼれないようにしなければなりません。


中高のレベルにもよりますが、難関校といわれるところで、常に上位1/3をキープしたいところです。この辺りに位置していると、最後の追い込みが効くものです。