忙しいですかと聞かれたら暇だと答える
仕事の関係者から「忙しいですか。」とか「忙しそうですね。」と言われることがあるのですが、これは仕事に無関係な人からも言われることがあります。
どういう意図で言っているのかよくわからないし、意図があったとしてもそう単純なものではないと思うので、いつも「いや、暇です。」と答えています。
実は、私は「忙しいんでしょうね。」と聞かれるのが大嫌いなのです。
ですから、私自身が「最近忙しくて。」何て言うことは皆無です。
ただ、「今日はちょっとバタバタしていて。」ということはあります。
これは1日の中でやるべきことがたまたま重なっただけのことで、全く一過性のものです。
ところで、世間一般では「忙しい」という言葉はどういう意味で使うんでしょうね。
1日中スケジュールがびっしり入っていることを忙しいというのでしょうか。
私の場合スケジュール的にはびっしり入っていることが多いですし、昼食は仕事をしながら食べることがほとんどです。
でも忙しいと感じたことはありません。
びっしり入れたスケジュールもわざとそのように入れていますので。
さっさとやるべきことを済ませてさっさと自宅に戻ったり、仲間と食事に出掛けたりしています。
「忙しい」という言葉が、「仕事に振り回されている」というニュアンスを持つのであれば、私の場合は真逆です。
完全に自分のペースでやっていますので。
長時間労働している人が忙しいというのであれば、まあそんなものかなと思いますが、だとするとさっさと家に帰っている私には当てはまりません。
休日出勤は時々しますが、休日の方がゆっくりと物事を考えられるからであって、平日だけで仕事が終わらないからではありません。
その証拠に、息子が帰ってくるといったときは、予定していた休日出勤を取り止めて、家族で過ごしています。
仕事量が多くて長時間労働を余儀なくされているというのを「忙しい」というのだとすると、その意味で忙しい人はちょっと悲しいですね。
その仕事をするだけの能力がちょっぴり不足していることの表れでしょうから。
先日仕事関係者に「○君がこの間言ってたけど、△さんは仕事が速いらしいね。」
△は私のことで、○は私のスタッフです。
自分では自分が仕事が速いかどうかはよくわかりませんが、他の人のことを遅いと感じることはありますので、多少速いのかも知れません。
仕事に追われないように速くする努力はしていますね。
ところで、「最近忙しくてね。」とかなり自慢気に言う人がいますが、あれはどういう心理なんでしょうね。
まさか、自分の能力が乏しくて長時間労働を余儀なくされているんだよ、と自慢しているはずはないですよね。
仕事が一杯あることを自慢したいのでしょうか。
さて、このように「忙しい」という言葉について色々考えてみたのは、「医師は忙しい」ということがよく言われるからです。
何と比較して言われているのかよくわかりません。
いい意味で使われているのか、悪い意味で使われているのかもわかりません。
だからどうなのかもわかりません。
過疎地のことはよくわかりませんが、都市部で医師不足とは言われていないようなので、医師が少なすぎて忙しいわけではないのでしょうね。
人間的な生活が送れないほど長時間労働をしているのでしょうか。
たとえ長時間労働をしていたとしても、強いたげられているわけではなく、人の命を救ったり病気に苦しむ患者を救うためにある程度の時間を注ぎ込まなければならないんだとすると、それは自分が選んだ道だから当然のことですよね。
忙しい芸能人と似たようなものです。
医師の話から少しずれますが、過労死の原因は、単なる長時間労働ではなく、その長時間労働を強制された職場環境にあるのだと思います。
私自身はいくら仕事をしても過労死はしないと思います。
ところで医師が過労死することはあるんでしょうか。
今ネットで見たらやはりあるんですね。
最大の残業時間が月251時間ですって。過労が原因で自ら命を断たれたようです。
これは私の月間の労働時間より長いかも。
基準労働時間が1か月172時間とすると、423時間働いていたことになりますよね。
そんなに働けるものなんですね。
私の経験では勉強でも最長で月360時間ぐらいですよね。
しかし、お医者さんが忙しいと言う場合、こんな極端な場合を指しているのではなさそうです。
「忙しい」の意味についてあれこれと考えてみましたが、よくわかりませんでした。
わかったことは、「私は忙しくはなさそうだ」ということだけですかね。苦笑
長々とした雑談、失礼しました。
ちなみに辞書的には、
「急いでしなくてはならない事に追われている。する事が多くて休む暇もない。多忙だ。」
ということのようです。
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